サアサア、PSVC2000までひと月をきりました。前回のPSVC'99は昨年3月だったから一年半振りに全国の仲間に会えるってわけだよね。中にはPSVCでしか会わない人もいたりして、われわれ主催者側も結構楽しみな2日間なのです。それに、このカンファレンスももう4回目。色々な人のつながりが沢山できてるのを実感する嬉しさもありますよね。このメーリングリストではいつも話しているけど、会ったことのない人も多い。そんなオンラインの仲間と会えるのも、PSVCの楽しみです。いや、むしろそんな出会いが欲しくて始めたのが、PSVCだともいえるかもしれません。
さて、今年のPSVCの最大の特徴は、「参加する」カンファレンスだということ。これまでの3回のPSVCは、大ホールでいろんな人の話を聞くというスタイルが主でしたが、今年からはちょっと違います。いろんな問題を一緒に議論しあうことに主眼をおいた「ワークショップ」、交流する楽しみを大事にみんなでワイワイやる「ラウンドテーブル」の2大企画が、ホールでの基礎講座と同時進行でおこなわれるのです。実際のところ、スタッフの僕らも、同時進行してしまう充実企画に、「あーこっちも出たいし、こっちの話も聞いておきたいよね」というのが実感でして、早速全部ビデオに納めておく計画が進行中。特に今年の講師陣はマジに特級なので、どうしても外すわけにはいかないんだよね。
例年、話を聞いているだけでちょっと欲求不満気味だったアナタ。そう、アナタのために今年の企画は大きく変わったのです。話を聞きに「行く」んじゃなくって、「参加」して、発言して、質問して、懇親会で食って飲んで騒いで・・・パソボラ活動一年間の総決算をやるまさしく出会いとお祭りの場なのです。聞くところによると、某パソボラグループはすでに宿を大量キープしてあって、前日の夜?にグループの懇親会もとりおこなうとか。さすが、某さんとこはまとまりと行動力がすごい。
すでに、申込締切が迫っています。
みんな!14、15日は横浜へ GO! GO! まってるよ〜!
主催者だけどこの際、はっきり言いましょう。我々庶民の平衡感覚でいえば、PSVC'2000の事前申し込み参加費三千円ってかなり高い。清水の舞台とまではいかないけれど、やっぱ三千円出すとなればPSVCに行くかあるいはちょっと気になってる映画、例えば
X-MEN でも見に行くか、あるいはいつもよりちょっと奮発して外食でもするかとか・・・天秤にかけたくなるのももっともです。それだけの大枚をはたくわけですから。
ただ、事務局さんに聞くと、実は今年も部分的には予算を削って運営している面もあるとかで、一定の収入が確保できないとやばいらしい。企業さんの出展料もあるし、助成金もいただいてはいますが、それだけでは充分に運営することができないのも事実なのです。こんなところで比較すると怒られちゃうかもしれないけれど、十一月に京都で開催されるATACカンファレンスなんて、参加費二日間で11,000円ですよ。キチンとしたカンファレンスをやろうと思えば、どうしてもある程度のお金がかかってしまうものなのです。
それだけじゃなくて、やっぱりカンファレンスというからにはそこで学びあって具体的な活動に生かしていただきたいという気持ちもありますから、お金を払ってでも来てくれる方を優先して少数精鋭主義でセミナーをやるという狙いもちょっぴりあったりします。
まあ、これは後付けの理由で、「お金がな〜い、うるうる」というのが厳しい現実なんですよ。本当に。JDって巨大な航空母艦みたいな組織だから財政もすごいんだろうと思われがちですが、専従職員も二名+ボランティアの職員一名だけですし、小さな事務所の部屋でいつも必死に頑張ってくれてるわけです。僕らのようなプロジェクトの人間も、いつもは別のところで仕事している。もちろん、活動の中身はそんな事を感じさせないぐらい堂々としていて、障害者の生活や権利を守るために多くの障害者団体とともに頑張っていますけれど、でもやっぱり豊かな財源のある団体とはいえないんです。このカンファレンスだって、助成金などの財政的な裏付けが無ければ開催さえもできない。だから毎年必死になって金策して、そうして開催にこぎつけているわけなのです。
三千円は高いという声ははっきりと聞こえてきます。私自身も確かにそう思います。でも、その三千円を払ってでも参加したくなるそんなカンファレンスにするために、今みんなが必死に準備しています。だから、三千円のハードルを乗り越えてカンファレンスに参加してみませんか?一緒にお話しましょうよ。
・・・・これだけだと泣き落としみたいなので、いい情報を一つ。参加された方には、漏れなく「PSVG パソコンボランティアガイドブック」という本が貰えます。売るとしたら千円ぐらいっていうような表紙も可愛くてなかなかGoodな一冊。最新のパソコンボランティア情報や入門講座など、新たに書き下ろし調査した数々の情報を満載したスグレモノです。そろそろ印刷が上がってくるはずですから、表紙の画像と目次ぐらいはWebで出せるかもしれません。
それ以外にも、いろんなお土産を今頑張って準備してます。中身はもちろん、お土産も、そして仲間との出会いも、全部ひっくるめて三千円。これって、もしかしたら高くないのかもしれないね。どう?
頑張って行きましょうよ。出会いましょうよ横浜で。
スタッフまで含めるのは手前味噌だけど、とにかく今年は特別にすごい。まずオススメなのは、なんといっても一日目の
■基礎セミナー2 (13:00-15:00)
「在宅の障害者を支援するということ」
畠山 卓朗(横浜総合リハビリテーションセンター)
だ。畠山さんは会場となる横浜ラポールの隣、リハセンターの超有名人。NHKにも何度も出演され、ALSや筋ジス、頚損の患者さんとの関わり方、
ひたむきな支援のありようは、我々に深い感動を与えてくれます。障害者、特に重い障害を持つ人のコミュニケーションの獲得を「人間性の回復」と言い切るその思想の深さは、やはり現場の実践の中で積み重ねられた厚みなのでしょう。もちろん、この世界でこの人を知らなきゃはっきりいってモグリ。畠山さんのひと言ひとことを、今回もしっかりと心に刻み込みたいものだと思っています。心配なのは、私が相談コーナーの責任者なこと。多分みんな話を聞きに行きたいだろうから、ボクは留守番になっちゃうんだろうな。いっしょに相談コーナーをやってくれる神奈川リハの伊藤さんにも、畠山さんの話だけは聴きに行くからねって言われてるし・・。
そしてもう一つオススメなのが、一日目の
■スペシャルトーク (15:00-16:00)
「パソボラの希望とボランティアの限界」(仮題)
坂爪 新一(元東北大学)
です。坂爪さん自身もパソボラ活動の先頭に立たれていて、ALSの患者さんの支援に全力で立ち向かわれています。特に、まばたきも一切できなくなったALSの方に脳波を使ったスイッチを導入した経験はまさしく感動ドキュメント。すでに、NHKでも放映されたようですが、梅垣は見逃してしまった。たぶん、その内容のビデオも見せていただけると思うので、これまた楽しみ。
そしてもう一つが、2日目のこれ。
■基礎セミナー3 (10:00-12:00)
「自閉症や知的障害をもつ人へのテクノロジー支援」
中邑 賢龍(香川大学)
残念ながら、中邑さんは都合でいらっしゃれなくなったんですが、代わりにいらっしゃる坂井聡さんは、中村さんと一緒に実践をされている方らしい。中邑さんより坂井さんのほうが話は面白いはずだなんて、ボクに言った人もいる(^^;;から、まあ残念だけどよしとしましょう。自閉症や知的障害の子供たちにパソボラがどう関わっていくべきかという問題は、我々にとっても大きな課題ですから、何かのヒントが得られればうれしいなぁと思ってます。これも、これからのパソボラ活動を進める上で貴重なお話になりそうです。
というわけで、やっぱ行くしかないよな横浜へ!!
「千石船の森の石松」ってなかんじで
■基礎セミナー1 (10.14 10:00-12:00)
「障害とはなにか」
岩崎 晋也(法政大学)
パソボラの現場にでて痛感することは、もちろんパソコンの技術的な力は必要だけれ
ど意外と不安になるのがずばりこのテーマ「障害とはなにか」ではありません?一口に「障害」といても、千差万別、暮らしている環境によっても大変さはさまざまです。それに最近、世界では「障害のありかた」そのものの問い直しがすすんでるみたいで、、、
となわけで、このセミナー、じわじわとボディブローのように、あじわいがましてくるききもらせないテーマで、講師は、いま「業界」では理論派の若手期待の星で
一方元は共同作業所連絡会の職員さんだったというとっても身近な人でもあるのです
(^_^)
14日の朝は、早起きしても、聞き漏らしなくない「セミナー1」ですよ。
次に、
■スペシャルシンポジウム(10.15 13:30-15:30)
「街づくりとパソコンボランティア」
今年の「お題」は「街づくり」
コメンテータ 清原慶子(東京工科大学)さんはもちろん情報通信ネットワークのぴか一の研究者ですがあの秋葉原のバリアフリーの街づくりでも知恵袋的存在で、お住まいの三鷹市では地域情報ネットワークづくりの担い手でもあります。
シンポジストの面々も実践に裏打ちされた骨太のみなさんです(^_^)
・田中秀樹さんは江東区の共同作業所のドン。
リサイクルパソコンという新しい仕事おこし、地域づくりに
とりくんでいます。
・岩渕正樹さんは「おなじみ」さんですが、
この間の埼玉・坂戸パソボラのとりくみは
ベーシックでじつに学ぶところが大です。
・名倉由紀子さんは障害とじょうずにつきあいながら、
筋ジストロフィー患者のネットワーク「夢の扉」に夢中です。
・大塚一寿さんは「ひまわり号」という「友情列車」を全国に広めた
仕掛け人、
東京ディズニーランドへの全国結集やニューヨーク国連本部行きなどを
続々実現。
最近はバリアフリーの駅舎から街づくりにとりくんでいます。
この面々のシンポジストに会場の参加者のみなさんふくめて、恒例のバトルトークが楽しく展開されます。
ということで、凝縮されたすごーーい2日間なのです。
では、ここから下は、PSVC2000のそれぞれのコーナーの担当者からPSV
MLへの投稿メッセージなどをまとめた形で掲載させて頂きます!
加美山です。こんにちは。
にわかにPSVC2000の話題が盛り上がっているので慌てて出てきました。今回のパソボラカンファレンスでは10月14日10:00〜12:00、ラポール座で行われるラウンドテーブル1「自立支援 欧米の事例」を担当させていただきます。
タイトルのとおり、アメリカやヨーロッパでは技術や制度が障害者の自立にどのように役立っているか、みたいな話が中心になります。でも、よくありがちな「アメリカは進んでる」とか「北欧はすばらしい」といった欧米一辺倒な中身にならないようにしたいなあ、とコーディネーターとしては考えているところです。
発言してくれるのは以下の方々です。
関根千佳、伊藤英一、堀込真理子、薗部英夫(敬称略)
このメーリングリストでもおなじみの、そして日本でいろんな形で自立支援にかかわっているエキスパートばかりです。名前は知ってるけど一体どんなやつなんだ、という興味をお持ちの方も必見!?
PSVC初日の朝一番、ゆったり気分のラポール座です。異国の雰囲気を味わえるようなエピソードを聞くこともできるかも知れません。
自分の外国での経験をぶつけてみたい、という方も歓迎です。「参加するPSVC」のウォーミングアップに、ぜひおいでください。
みなさん、こんにちは。
PSVC2000 ラウンドテーブル2 「事務局活動交流会」の コーディネータ・中村@共作連と、関@ぱそぼらんです。
PSV-ML参加のみなさんは、 もうパソコンボランティアカンファレンス(PSVC2000)への参加申し込みは済んでますか?
今回はじめてお目見えする企画、 「ラウンドテーブル2事務局活動交流会」に今、熱い視線が!!(集まると、うれしい!!)
ということで、この場を借りてごあいさつを。
いつもは裏方として、また縁の下の力持ちとして頑張っている各団体の事務局の皆さん、そしてこれから会を作ろうと思っている事務局候補生の皆さん、この機会に集まり、わいわいと交流しませんか?
「内容は?」(どきっ)
当日まで秘密にしたいところですが、それではひとつだけ・・・。
ラウンドテーブル2の会場は「ラポール座」という名前の音響設備の整った、カーペット敷きの部屋です。なんとドアを閉めると外に音がもれない!
そこで「事務局ここだけの話」、なんていう企画もあるらしい。
「何それ?」
ごめんなさい。もうこれ以上は・・・。
あとは10月14日(土)13:00からのお楽しみということで。
では皆さん、横浜でお目にかかりましょう!!
多くのみなさんのご参加をおまちしています!
以下署名です
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中村英治@共同作業所全国連絡会(共作連)
関 和子@ぱそぼらん(練馬パソコンボランティアの会)
「ジョイスティックで運転する車でアメリカ一周を成し遂げた筋ジストロィーの青年」と「バイクでアメリカ1周の旅に出たものの途中で事故にあい、車いすの生活となった青年が再度アメリカ一周を挑戦している若者」の日米をネットで繋いだ対談です。
貝谷 嘉洋(よしひろ)さんは大学卒業後、アメリカ・バークレイに留学。自立して生活し、社会に貢献する仲間を見て勇気づけられ、自己実現をはかっていく青年です。その自己実現の一つとして車椅子ごと乗ってジョイスティックで運転できるように車を改造してアメリカ一周を計画し、ついに6月2日に54日間のアメリカ一周を無事なしとげました。
服部さんは、横浜でカレー屋とバイク屋、さらには飾り職人として生活しています。
14年前服部さんは、バイクでアメリカ1周の旅に出たものの途中で事故にあい、車いすの生活となった。車いすの生活になってから服部さんは、苦悩の中から自立した生活をいろいろ切り開いてきました。
その服部さんは今、事故で入院したアメリカ大陸の病院から1周旅行を完結させるために、三輪バイク(トライク)で、旅を続けています。
今回のPSVC2000のラウンドテーブル3では、アメリカ1周旅行を行っている服部さんと横浜ラポールにいる貝谷さんを結んで、障害者の夢を実現する一つの挑戦として、インターネットによる生中継で対談をおこなってみたいと思います。
PSVC2000の1日目の10時〜12時に、ラポール・ボッ
クスという会場(2F)で、地元のDream Navigator
Yokohamaが担当となって、ワークショップ「パソコンで遊ぼう!」を開催します。
このワークショップは、実際にパソコンを使って、参加者のWEB(ホームページ)を創ったり、デジカメで撮影した写真のデーターを加工して実際にプリントアウトしてみる。というパソコンならでは遊びをやってみたいと思います。
パソコンの遊び方はいろいろありますが、とりあえず触ってみて、体験し、質問し、お土産にして帰る。そんなワークショップです。パソコンをまだ使ったことがない。よくわからないという方の参加待ってますよ!触れるパソコンは20台ぐらい用意したいと思います・・・。
もちろん各パソコンには、Dream Navigator
Yokohamaのメンバーがサポートさせていただきます。
みなさんこんにちは。村@杉並こことです。
あっという間に9月が過ぎて行ってしまいますね。(^_^;
PSVC2000のワークショップ2は、福祉機器についての話題です。
スイッチを使った入力機器や、マウスの代わりのポインティングデバイスなど障害に応じた機器を使っている方も多いと思います。
このような機器は、使う方の障害や用途に応じて、個別的に細かな調整(サポート)が必要なことが多いですよね。
この分科会では、こういった機器の開発・供給・調整・サポートを行うときに企業・行政・ボランティアはそれぞれどんな役割を果たしていけばいいのだろうという内容を考えたいと思います。
パネラーにパシフィックサプライの日向野さん、横浜リハセンターの畠中さん杉並こことの小野さんを迎えて、それぞれの活動の成果と課題をお話しいただきます。
本音を言っちゃえば・・・もっとこうなったらいいのに・・・が、きっといろいろあると思います。
課題に対して特効薬はないかも知れませんが、各地の実践の積み重ねから道は出来ていくんですから。これぞPSVCの持ち味です。
会場の方からの感想や提案も歓迎しますので、みんなで考える機会にしましょう
畠山さんの裏番組で、両方とも聞きたいのはやまやまですが(私です)、日頃からこの件についてご意見を持っている方、ぜひいらしてくださいませ。
−−− パートナーとしての助成団体 −−−
ボランティア団体やNPOが活用できる資金としては、会費や寄付、助成金、補助金などが考えられます。
そのなかで、この場では、助成金に的を絞り、助成団体とパソコンボランティア団体がどのようなパートナーシップを構築できるのか探ってみます。
助成金を出す側の立場で、助成団体の方々が、助成先にどのようなことを期待されておられているのか、逆に、パソコンボランティア団体がどのように助成金を活用しようと考えているのか、情報交換してみようと思います。
パソコンボランティアといった、行政も企業も対応しにくい分野で、助成団体とパソコンボランティア団体が、それぞれの立場で、どういったことができるのかしたらいいのか、といった話が展開できれば幸いです。
※なお、助成団体からは、以下の方々の参加をいただきます。
財団法人安田火災記念財団
顧問 堀内生太郎氏
社会福祉法人中央共同募金会
企画課長 阿部陽一郎氏
社団法人日本フィランソロピー協会
「がんばれNPO!」プロジェクト担当 佐々木理代氏
受付時間 10:00〜15:45
総合相談コーナーは、パソコンやインターネットでお困りのことから、ソフトウェアの使いこなし、ボランティア活動に関するご相談など、パソコンボランティア活動全般に関する総合的なご相談をお受けする窓口です。パソコンや福祉機器などの専門家、エキスパートがあなたの悩みを解決してくれます。ぜひお気軽にお立ち寄りください。なお、相談員は時間帯で交代します。各相談員の担当時間を掲示しますので、ご確認の上お越しください。
◇相談コーナーの時間割◇ (敬称略)
10/14(土)
12:00〜13:45 (A) 寺田、丹、田中
14:00〜15:45 (B) 加美山、梅垣、伊藤
10/15(日)
10:00〜11:45 (C) 関根、加美山、岩渕、梅垣
12:00〜13:30 (D) 佐々木、伊藤、寺田、丹
◇相談員のプロフィール◇
伊藤 英一
神奈川県総合リハビリテーションセンター
神奈川リハのリハ工学研究室で、主に肢体不自由児者のコミュニケーションエイドやパソコンインタフェース、環境制御装置に関する技術支援と開発を行っています。個々のスイッチなどに関するフィッティングからパソコンやインターネットなどの相談をお受け致します。
寺田 慶治
(有)コンピュメンター
DreamNavigatorYokohama副代表。パーソナルコンピュータユーザー利用技術協会初心者相談員。インターネットソサエティ会員。横浜市職業能力開発センター非常勤講師。パソコン・インターネット関連の講師・ライターなど主に初心者向け、高齢者対象のものなどを行っています。パソコン、インターネット、在宅ワークの取組などのご相談に応じます。
岩渕 正樹
坂戸パソコンボランティア代表/シンガーソングタイプライター(笑)
広報に載った「パソボラ募集」が"パソコンの無料講師"を意味していると知り、本来的なパソボラの在り方を紹介していく中で坂戸パソボラが誕生、代表となる。パソコンができなくてもパソボラはできる。できることをするのがボランティア。最初は誰でも初心者。パソコンは参加しながら覚えよう。大切なのは知識以上に気持ちと迷えるパソボラにエールを贈る。『助けて!から助け手へ!!』がモットー。
佐々木夏実
筑波大学附属盲学校
筑波大学附属盲学校で社会科の教員をしていますが、職場ではWEBサイトの管理や視覚障害者生徒のパソコン指導も担当しています。パソボラ団体にDream
Navigator Yokohamaの代表をさせていただいています。パソボラ団体づくりの相談もOKです。
加美山 慎一
キヤノン株式会社
弱視のパソコンユーザーです。視力が弱くて画面がみにくいとか、もっと使いやすい画面にしたいとかで悩んでおられる方のご相談にお応えします。いっしょに悩みましょう。
関根 千佳
株式会社ユーディット(情報のユニバーサルデザイン研究所)
会社の仕事がそのままパソボラだった、草分けの一人。こころWebのウェブマスターとしても知られる。今では独立してSOHO企業を経営。障害者・高齢者の意見をネットで集め、企業や国のIT政策を誰にでも使いやすいものへと説得することに奔走している。やっぱり今でも会社の仕事がそのままパソボラかもしれない。
田中克典、堀込真理子、梅垣まさひろ 他
JD情報通信ネットワークプロジェクト
日本障害者協議会・情報通信ネットワークプロジェクトのメンバーにもご相談にください。
どうも,カッチンです。
パソボラカンファレンスは今までの春から今年は秋へお引越し。
秋といえば,「芸術の秋」というわけで,パソボラカンファレンスで素敵な写真展を行うことになりました。
カメラマンの名は田島隆宏さん。
田島隆宏さんは,埼玉県北部の深谷市にある療護施設・皆光園で暮らしている,脳性小児マヒによる四肢障害を持つ方です。
手足が不自由なため,普段はアゴだけで操作する電動寝台車・バッファロー号にうつぶせに乗って生活されています。
約20年前から,レンズもシャッターも口で操作できるようなカメラで,皆光園の人たちの様子や,バッファロー号から見える地上50センチの昆虫や草花の写真を撮り続け,最近では,個展を開いたり,写真集を出版されたり,熊谷にある武州養蜂園の専属カメラマンとして活躍されています。テレビでも何度も紹介されている方です。
田島さんは皆光園で一緒に暮らす仲間と一緒に,パソコン通信などを利用して,移動が困難なため薄れがちな皆光園の周りの人たちとコミュニケーションを取りたいと,園内にサークル・ニューメディアを立ち上げ,活動してきました。そのサークルのサポートしていることが縁で,今回,田島さんのご好意により,このカンファレンスで写真展を行うことになりました。
実は前回のカンファレンスのとき,田島さんも会場にいらして,展示されていた自動本めくり機をすごく気に入られて
今では手に入れて本を読めるようになって喜んでいるというエピソードがあります。
今回は,1日目(14日)に会場にいらっしゃる予定です。
これまでに田島さんが出版された写真集もカンファレンスの受付で購入できる予定で,田島さんと直接会って,写真集にサインしてもらえるかも知れませんね。
ぜひ,パソボラカンファレンスにお出かけの際には,地上50センチからの世界,ぜひゆっくりご覧ください。
こんにちは! 島谷@主婦です。
最近のPSV MLは本当に活発で、パソコン苦手な私には勉強になることが
しばしばあります。(PC周辺の進化の速度には、おばさんはなかなかついていけなくなってしまっていますけど。 ^_^;;;)
あと、パソコンボランティア活動にまつわって、発生する様々な問題点についての、みなさんの議論ややりとりなど、場所が離れている人同士や、まだ見ぬ人が、こういったMLの上でできるっていうのは、もう当たり前の時代なんでしょうけど、ふとしたときに、「あぁ、なんか、いいなぁ〜」と思えるのは、私が少々昔の人なのかもしれません。
最近は、各地にパソボラグループも増えてきたようで、そういうグループで活動しているパソボラさんも増えてきました。
でも一方で、PSV MLに入ってみたものの、実際にパソコンボランティアの活動をする・・・というところまでは難しいなぁと少々ためらっていらっしゃる方や、自分の活動できる地域の周辺に、どんなパソボラグループがあろんだろう?とおもいあぐれていらっしゃる方もいるかもしれませんね。
あと、実際には、どんな風にパソコンボランティア活動をすればいいのかがわからない・・・と思われるのも当然です。
また、逆にSOSを出したいけど、どこにどんな団体があって、どうやって連絡したらいいんだろう・・・という疑問を抱えていらっしゃるかたもおられるでしょう。 そんな人達のために、作成された今年の特典付録。
PSVCではこれまでにも、参加者の当日資料にパンフレット以外に、様々な特典付録(障害者のネットワークリソースBook97、インターネット活用ガイド)が配布されてきました。
4回目の今年の、参加者全員への特典付録は、じゃ、じゃーーーん。
できたてほやほや(湯気〜たってる)の『パソコンボランティア・ガイドブック』。
PSVC2000で、デビューします。
内容は、当日のお楽しみ・・・というところですが、各地のパソコンボランティアグループへのアンケート調査からまとめた、「障害者のためのパソコン利用支援団体データベース」や「パソコンボランティア入門」や「パソボラボランティア座談会」などなど、パソコンボランティア必見の内容が盛りだくさん。
せっかくだから、ガイドブックのカバーなど、ちょっと披露しちゃおうかな?
こんな感じです。(ま、デザインのセンスの良し悪しがご勘弁を。)
欲しい人は、PSVC2000に参加してゲットだぜーーーー!!!
島谷さんもちょっと書いてくれましたが、パソコンボランティアガイドブック(PSCG)が刷り上って、早速ボクのところに届きましたので、速報っす。
じつは、わたくしがガイドブックの編集長だったのですが、仕事の忙しさを理由にのびのびになって、さすがにPSVC2000に間にあわないとやばいというので、急遽更迭。島谷さんが新編集長になって作ってくれたのがこの本です。当初もっと地味な表紙とやや堅めな内容を考えていたんですが、新編集長の持ち前のセンスで表紙も中身もとっても読みやすく、また便利な中身に仕上がっています。僕が書いている「パソコンボランティア入門」は、文章のねじれやややおかしいところなんかがあって恥ずかしいんですが、それでもきっと全国のボランティアさんに参考にはしていただけるものと思っています。
ところで、後半のパソコンボランティアの全国調査が載っているんですが、それを見ているとなかなか面白い。僕も知らない団体があったりして、確かに活動は全国に広まってきているということを実感することができます。あー、全国いろんなところで頑張ってるんだなぁーってそういうのが・・たった1ページの調査内容ですけれど、その中にあるドラマみたいなものを感じて嬉しくなります。
そうそう、その全国のボランティアの活動を交流できるようにと、展示ブースあたりに日本地図を貼って、そこに書き込んだりできるコーナーを作るらしいです。もし、たった一人で仲間を求めている人がいたらそんなコーナーを利用するのも面白いかもしれません。
もちろん、毎年好評の相談コーナーではJDスタッフや専門家の方々による相談も受け付けています。ボランティアしたいんだけど、ボランティアに来てほしいんだけどっていうのはもちちろん、パソコンボランティア活動全般の相談にのります。ノートパソコン調子悪いなんて人は、持って来ちゃうという手もありますよ。
というわけで、事前申し込み期限は過ぎちゃいましたけれど、実質的には月曜日ぐらいまでにメールが届いてて、即日振り込んでいただければまだ大丈夫なんではないかと思いますので、どうぞ滑り込んでください。
#こんなこと勝手に言っちゃって良かったの?かな・・・
PSVCの「パソボラ活動全国交流会」担当のNATSUMI です。
今年の「パソボラ活動全国交流会(交流会)」の担当責任者(司会)をさせていただくことになっています。今年の交流会は、「交流会」企画だったら全国1・2を争う(本当か(^^;)会場のある横浜の地元パソボラ団体の一つである「Dream Navigator Yokohama(ドリナビ)」のメンバーでいろいろ準備させていただきます。最近、雑誌やTVに出演で有名になりつつあるDream Navigator Yokohamaの岡村事務局長も車いすを新調して張り切っています。
横浜といえば、様々な食文化が集まる場所。中華街あり、ラーメン博物館あり、ちょっと怪しいけど実にうまいインド料理屋。横浜らしくジャズの似合う居酒屋などなど・・・。そした食文化を堪能できる場所ならではの工夫をこらして皆様をお迎えする準備をしています。もちろん飲み物もいろいろ用意します。
交流会の方は、各地のパソボラ団体の交流ということで、各地の活動自慢をいろいろお話しいただこうと思っています。
アトラクションとして、ジャジーなギター2台と女性ボーカルで何曲かご披露したいと思っています。メンバーのグループ名は「tana-jp.com」。
そして、恒例のビンゴ大会では、例年通り協賛企業からいろいろグッズを提供していただいていますので、それを景品として出させていただきますが、パソコンを使う人ならちょっと気になる「目玉賞品」も用意する予定です。これは当日までのお楽しみですが、かなり期待してもよいかと思います。(ちなみにドリナビ関係のとあるパーティーでは、何と海外への航空券が出たこともありますので、そのあたりは・・・(^^;、旅行のパンフレットじゃないからね・
・・(^^;)
PS 会場の新横浜や中華街、その他横浜に関する観光情報の質問なども対応できるかと思いますので、そのあたりの質問もよろしくです。特に飲食関係はすぐにご希望にそえるように下見をしてなどと岡村事務局長は申しております。アクセシビリティーの高いお店を自ら開拓するということで・・・(^^;
会えるといいな