21歳の娘・春菜は「つくしんぼう」で週5日勤務しています。
今は娘と元気に暮らしていますが、もしも親亡き後はどうなるのか。
それを思うと、心配で心配でたまりません。
裁判なんてとても遠いところのことで、不安もありましたけれど、
母として子どもの幸せを願うし、
親亡き後も健やかに安心して暮らせるようにするために決意しました。
娘に障害の責任はありません。
私自身も妊娠期間をふくめて通常の出産をしました。
春菜のおかげて、たくさんのことを学び、たくさんの人に出会いました。
「自立」していないから世の中のためになっていない? それはちがいます。
普通に生きることは許されないのでしょうか。
作業所の仕事をしながら利用料をとるのもおかしいです。
普通の人は、働く場にお金を払いますか。
日割り計算のきびしい財政状況のなかで、いい職員さんを確保することができるのでしょうか。
私たちは、今日参加されているみなさんのような善意のなかで暮らせていると思うが、
国がその善意に甘えていいのか。
みなさんと声をあげていきたいです。